去年の春に挿木を実施!
結論から言うと、1年かけてオリーブの挿木複数本、成功しました!

成功率は、10%くらい
正直言って成功率は10%くらいです。
今はちっちゃなオリーブが複数本伸びています。
自分が成功した経験について簡単にまとめるので、オリーブ挿木に興味がある人は是非観てってくださいね!
オリーブの挿木手順
4月、当日内:枝の剪定と挿木処理、その後土に挿す
春の訪れと共にやってきたコロナウィルス。
自粛を機会にオリーブの剪定をしました。
そしてその剪定した枝から挿木をしてみようと思いました
ちなみに剪定するのも、挿木をするのも春が一番。
植物の成長が活発化しているからです!
剪定した枝は7cmほどの長さにします。
この時の本数は多くても大丈夫。むしろ多い方が成功率は上がります。
重要なのは、まだ若々しい黄緑色をした新芽を選ぶ事!
個人的には、若々しい枝の方が成功率が高かったです。
この時自分は、7cmから13cmくらい、色々な長さを用意したけど、長さは挿木の成功率にはさほど影響ありませんでした。
枝の先端は斜めに切り、ついている葉っぱは2、3枚を残して他は全てカットします。

さらにその残してある葉に関しても、半分で切り落とします。
植物は根っこから水分を吸収します。
なので、根っこがない今、沢山葉があると体力を消耗してしまうのです。
また、葉を半分にカットしていると、挿木後に生えた葉の量が確認しやすいです。
カットが終わった枝たちは、メネデール希釈液に斜めに切った先端を4時間程つけましょう。
その間
黒いポットに、「鉢底ネット」と「鉢底石」、「挿し芽・種まきの土」を用意します。
ポットの底穴は結構広いので、土が流れでない為にも鉢底ネットはあった方が良いでしょう。
鉢底石は、基本どれでも大丈夫です。
「挿し芽・種まきの土」に関しては、こちらが使った中でもオススメなので参考に貼らせて戴きます。
ポット全体を湿らせたら、爪楊枝などで、土に穴を開けていきます。
そして、その穴に挿木たちを差し込みましょう。
これから数ヶ月は、室内で管理します。
ポット下にはトレイを置いて、トレイに水を溜めるように水を上げていきます。
4月〜6月:水を絶やさない+葉水

暫くは、サランラップを軽く被せてあげて、サランラップ内で葉水をしてあげましょう。湿度を高めることができます。
トレイの水は、無くなったら足し、無くなったら足しを繰り返します。
日の当たる環境で管理してあげましょう。
途中で枯れてしまった枝に関しては、残念ですが、取り除いて行きましょう。

7月〜翌年3月:通常の水やり
梅雨が終わり、夏の一歩手前のこの時期、挿木たちを屋外管理に切り替えます。
少し早いような気もしましたが、室内の気温と室外の気温の変化が少ない今の時期が最適だと考えました。
※室内管理してた挿木にいきなり真夏の直射日光は負担が多いと思います
室外に出したら、トレイは撤去します。
まず最初の1週間は、日陰が多い場所に置いてあげてください。
1ヶ月間は、水切れがないように管理してあげましょう。
この時、根の発育が不十分だった挿木たちに関しては残念ながら枯れていってしまう事を覚悟しましょう。
また、外に出した際に、ポット内に粒が大きめの土を足してあげましょう。
「挿し芽・種まきの土」はかなり粒子が細かいので、上から水やりをすると、土表面に穴が空いてしまいます。粒の粗い土を足し、挿木が崩れてしまうのを防ぎましょう。
1ヶ月ほど経ち、ある程度気温も暑くなってきたら、徐々に水をあげる間隔を減らしていきましょう。
夏が終わるくらいには、土が乾き切ってから水をあげるようにしていきましょう。
植物は、水を求めて根っこを増やす性質があるからです。
翌年4月:植え替え

冬の寒さを乗り越えて、また春がやってきたら植え替えの時期です。
今までは、ポットに皆で生活していましたが、今度は、ひと枝ずつポットに植えます。
ポットから出す時は、根を傷つけないように充分に注意してください。
私の場合は、ボールにポットごと入れて、ポットを外し、水をある程度かけながらほぐしていきます。
新しい引っ越し先のプランターには、鉢底石と土を用意しておきましょう。

完成!